美尻習慣

お尻は女性の魅力のひとつですが、年齢とともに垂れたりたるんだりすることがあります。そんなお尻の老化を防ぐためには、日頃から美しいお尻を保つ習慣を身につけることが大切です。

美しいお尻を保つ習慣について、3つのポイントに分けてご紹介します。

歩き方

歩き方は、健康や美容にも大きな影響を与えるので、意識してみるといいですよ。 歩き方が悪いと、お尻が垂れたり、太ももやふくらはぎが太くなったり、腰痛や巻き爪などの不調にもつながります。 逆に、正しい歩き方をすると、お尻や脚の筋肉が引き締まり、姿勢が良くなり、見た目も若々しくなります。 では、どうすれば正しい歩き方ができるのでしょうか? ここで、ポイントをいくつかご紹介します。

歩き方
  1. 正しい姿勢をとる
    歩く前にまずは立ち姿勢を見直しましょう。 横から見て、耳・肩・腰・かかとが一直線になるようにします。 顎は引き、胸は張り、おへそは背中に引っ込めて腹圧をかけます。 視線は正面に向けて、目線は少し上げます。
  1. 足裏全体を使う
    歩くときは、かかとからつま先まで足裏全体を使って歩きます。 かかとから地面に着地し、足裏の中央外側に重心を移動させ、足指の力で蹴り出します。 このとき、つま先は小指の付け根から親指の付け根に向かって重心を移動させるように意識します。 また、かかとで着地するときは膝を伸ばしすぎずに柔らかくします。
  1. 腕をしっかり振る
    歩くときは腕も大切です。 腕の角度は90度くらいに曲げて、肘から後ろに振ります。 脚の動きに合わせてリズミカルに振ることで、バランスが取れやすくなります。 また、腕を振ることで上半身の筋肉も使えるので、代謝も上がります。
  1. 歩幅はやや広めにする
    歩幅は肩幅くらいが目安です。 小さすぎるとお尻の筋肉が使えずに垂れやすくなりますし、大きすぎると不自然に見えます。 歩幅を広げるためには、骨盤から脚だと思って大股に踏み出すようにします。 このとき、股関節・膝・つま先が同じ方向を向くように注意します。
  1. シューズ選びも重要
    歩き方を改善するためには、シューズ選びも重要です。 歩きやすくて足に合ったシューズを選ぶことで、足裏の重心移動がスムーズになります。 また、歩き方をサポートしてくれるウォーキングシューズやスパッツなどのアイテムも活用してみましょう。
  1. 何と言っても歩くこと自体が重要
    美しいお尻を保つためには、歩く機会を増やすことが大切です。歩くことで、お尻の筋肉を鍛えることができます。そのため、お気に入りのシューズを見つけるのもポイントの一つです。歩きやすいシューズは、快適に歩くことができるため、歩く量も増えます。また、デザインが好みのシューズは、気分も上がります。歩きやすさやデザインが自分にピッタリのシューズを選ぶことで、美しいお尻を保つことにつながります。

座り方

美しいお尻を保つためには、座り方にも気を付ける必要があります。長時間同じ姿勢で座っていると、お尻の筋肉が衰えたり、血行が悪くなったりして、お尻の形や弾力が損なわれる可能性があります。そこで、美しいお尻を保つ座り方をご紹介します。

座り方
  1. 正しい姿勢をとる
    まず、座るときには背筋を伸ばして、背もたれに寄りかからないようにしましょう。背もたれに寄りかかると、お尻の筋肉が緩んでしまいます。背筋を伸ばすことで、お尻の筋肉にも適度な負荷がかかります。また、背筋を伸ばすことで姿勢も良くなります。
  1. 足を組まない
    次に、座るときには足を組まないようにしましょう。足を組むと、お尻の一方の筋肉が伸びて、もう一方の筋肉が縮んでしまいます。これは、お尻の形やバランスに悪影響を及ぼします。足を組まないことで、お尻の両側の筋肉に均等な刺激が与えられます。
  1. 定期的に動く
    座っているときには定期的に動くようにしましょう。長時間座っていると、お尻の血行が悪くなってしまいます。血行が悪くなると、お尻の新陳代謝が低下して、セルライトや脂肪が溜まりやすくなります。座っているときには、時々足を伸ばしたり曲げたりするなどして、お尻の血行を促進しましょう。
  1. 骨盤クッションを利用する
    ついつい姿勢が崩れてしまう人には、骨盤クッションがお勧めです。骨盤クッションは、骨盤を立たせて座ることで、正しい姿勢を保つのをサポートしてくれます。

食習慣

年齢とともにお尻が垂れたりたるんだりすることがあります。そんなお尻の老化を防ぐためには、食事もとても重要です。では、どんな食べ物がお尻に良いのでしょうか?美しいお尻を保つための食習慣についてご紹介します。

タンパク質
ビタミン
水分
  1. タンパク質
    まず、お尻に良い食べ物の代表格は、タンパク質です。タンパク質は筋肉の材料となり、お尻のハリや弾力を保ちます。タンパク質は肉や魚、卵や豆製品などに多く含まれています。一日に必要なタンパク質の量は、体重の1.2~1.5倍のグラム数です。例えば、50キロの人なら60~75グラムのタンパク質を摂る必要があります。タンパク質は一度に大量に摂っても吸収されにくいので、毎食均等に分けて摂ることがポイントです。
  1. ビタミンC
    次に、お尻に良い食べ物として挙げられるのは、ビタミンCです。ビタミンCはコラーゲンの生成を促進し、お尻の肌を引き締めます。ビタミンCは柑橘類やキウイ、トマトやブロッコリーなどに多く含まれています。一日に必要なビタミンCの量は、100~200ミリグラムです。ビタミンCは熱に弱いので、生で食べるか、加熱する場合は短時間で調理することがポイントです。
  1. 水分
    最後に、お尻に良い食べ物として忘れてはならないのは、水分です。水分は血液やリンパ液の流れを良くし、老廃物や余分な水分を排出します。これにより、お尻のセルライトやむくみを防ぎます。水分は水やお茶、スープなどで摂ることができます。一日に必要な水分の量は、体重の3%程度です。例えば、50キロの人なら1.5リットルの水分を摂る必要があります。水分は一度に大量に摂っても排出されやすいので、こまめに少しずつ摂ることがポイントです。

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